テスラモデル3のタイヤ交換に必要な知識

テスラモデル3のタイヤ交換に必要な知識

テスラモデル3のタイヤ交換ができる業者はなかなか見つからないという内容を以前のブログ「ここがイヤだ。テスラモデル3のデメリット」で紹介したが、今回はテスラモデル3のタイヤ交換に必要な知識や物について紹介します。

私の経験ですが、タイヤ交換ができる業者に依頼してもテスラモデル3の実績がなく、破損のリスクがあるとして断られることがあります。そのため、テスラモデル3オーナーならばある程度、車についての理解しておく必要があります。業者様が欠けている知識をこちら側から補填してあげるなど両者チームワークが不可欠です。それでも断られることはありますが..。(実際にありましたが) モデル3がもっと増え、実績ができれば必要なくなるかと思いますが、現時点では協力が必要です。私自身、技術者ではないので用語に自信はありません。誤りがありましたらOTAしていくので、Twitter等でご連絡ください(笑)

ジャッキアップについて

まず、タイヤを浮かせて交換するために、必要となってくる作業がジャッキアップになります。ジャッキアップで必ず注意したいことはジャッキアップポイントとなります。モデル3のジャッキアップポイントは車の底面のタイヤ付近に4つ配置されています。モデル3の底面はバッテリーが敷き詰められているため、このジャッキアップポイントを間違えるとバッテリーを損傷して、最悪モデル3が走行できなくなります。また、保証も切れます。ですので、ここはめんどくさくても自身で確認して、技術者の方にお伝えしましょう。なお、作業中充電はできません。

ジャックリフトポイントパット

ジャックリフトポイントパットはジャッキアップポイントにはめてジャッキと車の緩衝材のような役割を果たします。このジャックリフトポイントパットは予め購入しておきましょう。1つだけでもいいのですが、できれば4つ購入しておくと機械で上げられるので効率面で好まれるでしょう。テスラに確認した所、この商品は必須ではないようですが、専用設計なので用意しておきましょう。私はこちらの商品を使用しました。

ジャッキアップ実践編はこちらの記事をご覧ください。

テスラモデル3のジャッキアップとタイヤ交換

必要な機材

トルクレンチを使用してタイヤについているラグナットを外していきます。ここで必要な情報はラグナットのソケットサイズでモデル3は21mmです。タイヤを交換後、外したラグナットを取り付けていきます。その際、締め付けトルクという締め付けを表す数値があり、こちらは175Nmとお伝えしましょう。技術者の方には、以下の情報だけ、伝えればOKです。

・ラグナットソケットサイズ:21mm
・締め付けトルク:175Nm

タイヤの空気圧

規定値が運転席側のドアの中央ピラー側に記載があるので技術者の方にお伝えしましょう。

空気圧センサーのリセット

タイヤ交換後はセンターコンソールで空気圧センサーのリセットを行いましょう。自分でリセットするか技術者の方にやり方をお伝えしましょう。

・[サービス]>[TPMSセンサーリセット]>[新しい空気圧を学習する]

タイヤ装着後しばらく走ると下の写真のようなエラーが出る場合があります。以前、この表示が出た時は同じホイールでしたが、ホイール設定で更新しましたが、2回目装着時は放置してみました。結果、問題なく空気圧が読み取れていたので、同じホイールの場合、ホイール構成の再設定は必須ではないように思います。

センサーが正しく反応するまでは空気圧の警告が表示されることが多いです。時速25km以上かつ5~15分程度走行するとセンサーが認識されるようになります。

では、また次回のブログでお会いしましょう!

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