Ratonがブログを書く理由

自己紹介も兼ねて私がこのブログを書く理由について少し長くなりますが、ご容赦ください。

私がテスラモデル3に乗る前まではマツダのアテンザ、スバルのレガシィツーリングワゴン、レヴォーグ、WRXと乗り継いできました。購入した車はECUチューニングをはじめマフラー交換、足回りやタワーバーや圧縮比を変えるパーツ等どちらかといえば「いかに気持ちよく走れるか」に重点を置いてよくカスタムしていました。特にテスラに乗り換える前はスバル一択でしたね。スーッと加速して速度が伸びるCVTの感覚が好きでECUの調律を繰り返してはドライブの日々でした。Ratonは車には比較的うるさいけど、車大好き人間です。

もちろん当時、テスラに興味はありました。特にテスラ モデルSは魅力的と感じていて、世界で最も美しいセダンと言われ、日本で販売され始めて現物を見たときは将来絶対この車に乗りたいと思っていました。当時、社会人になりたてで経済的に買えるわけもなく、値段の高さから怖気づいて試乗にはいきませんでした。(今思えば行けば良かった。)

少し経って2016年3月、テスラの最新モデルのモデル3の発表をネットのライブ中継で見たときは衝撃を受けた。一般的にEVはバッテリーの価格が高く車両価格が高くなり傾向にあるが、なんとか頑張れば手の届く価格($35,000~)になった。決して安くはないが、ハードルはぐっと下がった。しかも外見から内装まで全てが革新的。まさに現代の技術を集めた結晶ですね。2007年スティーブジョブズが発表したiPhoneの時と同じ衝撃。モデル3を作ってくれたイーロン・マスクには心から感謝したい。

話が少し逸れたが、テスラ モデル3が発表された当時、購入意欲はありませんでしたが、乗り換えようと背中を押した理由として、子供を授かり、環境に対して意識が変わったことが大きかった。自分の普段の行いが積み積み重なり、子供またその後世の未来に影響する。それなら、いま自分にできることを最大限実行する義務があると考えるようになった。テスラは「持続可能なエネルギーへ世界のシフトを加速する」というミッションを掲げて、私もこのエコシステムに便乗したいと思った。(お恥ずかしながらそれまでテスラはただの電気自動車会社だと思っていました。)再エネから再エネを生み出し、化石燃料から脱却し、クリーンで優しい未来があればな、とRatonは漠然と思うわけです。

日本におけるEV環境ついて、残念ながらEVに関してはインフラ面、車両の技術面でも遅れていると言わざるを得ません。イギリスやドイツでは2030年にはガソリン・ディーゼル車の販売が禁止になるそうです。そのため世界の自動車メーカーは生き残りをかけてEV開発に注力し、市場にEVを投入し始めています。同時に国をあげてEVの充電設備拡充が進んでいます。
日本はどうでしょう?この世界のムーブメントについて知らない人やピンとこない人は少なくないと思います。100年に1度と言われる変革期に日本は出遅れていると個人的に思います。テスラが自動車業界の時価総額が世界2位である(2020年5月時点)(追記2023年現在超えています)ことも知らない人が多い。このままではガラケーの時と同じ、ガラパゴス化は避けられない危機的状況にあるとRatonは感じているわけです。そしてそれをどうにかしたい思っています。

残念ながら、Ratonには日本版イーロンマスクのような振る舞いはとてもじゃないけど勤まりませんが、私にできることはEVに関する情報をブログを通じて発信して少しでもEVについて理解してもらい。ブログを見てくださった方が、少しでもEVに対するハードルを下げてEV普及に役立てたい。そう願っているわけです。こんな形で私にできる最大の社会貢献だと思ってブログを立ち上げました。

今は子供を2人授かり、ファミリーカーとしてテスラモデル3 スタンダードレンジプラス(現モデル3標準グレード)に乗っています。二児のパパとしての視点から育児奮闘しながら電気自動車を初めとした環境シフトやライフスタイルを 週1くらいでできる限りブログを発信していきます。未熟な部分も多いと思いますが、宜しければこのRatonブログをご覧になって頂けると幸いです。