モデル3のデッドニング#6 Aピラー、ドア防寒施工

  • 2021.12.03
  • DIY
モデル3のデッドニング#6 Aピラー、ドア防寒施工

スピーカーの音質向上や走行音を抑えるためのモデル3デッドニングシリーズです。今回はAピラーの上に設置してあるスピーカーの反響音が気になるのでデッドニングで音を調整してみました。また、冬なのでドアのデッドニングの補強をして防寒性を高める作業を行なったのでレポートしたいと思います。

使用した材料

制振材にレジェトレックス、防音材にエプトシーラー、吸音&防寒対策にシンサレートというものを使用しました。レジェトレックスとエプトシーラーは今までのデッドニングで使用してきた材料で比較的コストパフォーマンスが高いです。シンサレートは3Mの商品でスキーウェアなどの防寒具に使用されるなど、性能は折り紙付きです。今回は防音だけではなく防寒として活躍してもらい暖房効率向上によって電費が向上するか冬のシーズンをかけて検証していきたいと思います。また、この内張剥がしツールは毎回重宝しています。

Aピラー

この部分を施工しようとしたきっかけはモデル3のイマーシブサウンドが響きすぎていてスピーカー本来の性能を発揮していないと感じたからです。実際にイマーシブサウンドが響きすぎてオフにしているオーナーさんもいらっしゃる程スピーカーの反響感が否めません。というわけでこの部分を徹底的にデッドニングして改善されるか、試してみたいと思います。

モデル3ではイマーシブサウンドという音を立体的に表現する機能があり、この機能をオンにするとAピラー上のスピーカーが有効化されます。早速内装を剥がしていきます。ここの内装は右の画像のように手で引っ張れば簡単い取れます。内装が汚れてしまうので、作業前は手を綺麗にしておくことをおすすめします。

内装とボディで繋がっているプラスチック部を外すと内装を剥がせます。左は店こうで右の写真のようにレジェトレックスとエプトシーラーを貼れるところに貼り付けていきます。この部分はエアバッグが入っています、エアバッグ作動の邪魔にならないように施工していきます。

剥がした内張に可能な限りシンサレートを配置していきます。隙間に余裕があるそうな場所は折り曲げて厚さを出します。落ちないようにある程度テープで貼り付けておけば戻した時に挟まれるので落ちることはありません。こんな感じで内装を戻していきます。

写真を忘れましたが、Aピラーのスピーカーにレジェトレックスを貼り、その裏側にエプトシーラー&シンサレートを貼り付けました。

ドア

ドアに関しては既にモデル3のデッドニング#1 ドアでレアルシルトとエプトシーラーでデッドニングしてありますが、ここにさらにエプトシーラーを追加&シンサレートを可能な限り詰め込んでいきます。

純正でも既にエプトシーラーと似たような素材の防音材があります。これに加えてシンサレートを重ねて配置していきます。クリップ部分とネジ穴の部分だけ邪魔にならないようにハサミでカットして開けておきます。少し余裕をもってカットしておかないと内装が戻らなくなるので注意が必要です。

後部座席ドアも同じように施工してきます。結構もこもこしてきましたね。

まとめ

今回はAピラー施工とドアのデッドニング追加&防寒を行いました。

ドアは施工した後に断熱材を入れればよかったなと思いましたが、また内装剥がしは大変なのでこのまま去年の冬と今年の冬を比較しながら電費の検証したいと思います。ウーファー周辺にも防音材を増やしたので低音が際立つようになりました。

Aピラーの施工は音楽をつけた瞬間に効果が体感できました。スピーカーの反響音が消え、ここのスピーカーからの音がクリアに耳に届くようになりました。イマーシブサウンドで反響音が気になる方、施工の難易度は低く、試す価値ありです!

前回までのデッドニングシリーズはこちらから

デッドニング | Raton

では、また次回のブログでお会いしましょう!

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