モデル3のデッドニング#7 後部フロア

モデル3のデッドニング#7 後部フロア

スピーカーの音質向上や走行音を抑えるためのモデル3デッドニングシリーズです。今回はモデル3のフロアをデッドニングしたので記事にしたいと思います。私が乗る2019年製のモデル3はフロアを叩くと鉄板を叩くような反響音がするのでこれを抑えるのも1つの目的です。前方のフロアは別の素材ですが、既に施工済みなので今回は後部だけです。フロアはそこまで効果がないかなと最初は思っていたのですが、案外長距離の高速走行において効果を発揮するのと車内の会話がしやすくなることに気づきました。

使用した材料

フロアデッドニングに使った素材はこちらの3種類です。

まずフロアの上に貼る制振剤のレジェトレックス、その上にゼトロ耐熱吸音材、さらに防音材のエプトシーラーという材料を重ねてフロアに施工しました。購入先は私がいつもお世話になっている防音工房というネットのお店で購入しています。こちらのお店ではオーナーの方が実際に施工して効果があった材料を販売していて実際に純正のデッドニング材として採用されている銘柄もあり、防音工房で実際の測定結果も観れるので面白いですよ。

フロア

フロアを施工するには内装を剥がす必要があります。まず最初に後部座席を少し持ち上げてクリップを剥がしていくとフロアが見えてきます。

フロアのカーペットを持ち上げるとこんな感じで鉄板が剥き出しになります。純正でもデッドニングの施工がしてありますね。鉄板には既に制振剤らしきものと、カーペットの裏側に防音材らしきものが貼られています。

既に施工されていると高い効果が得られにくいのですが、材料が余っているのでまずは鉄板の方にレジェトレックス制振剤を貼り付けていきます。

施工面積の3分の1くらい貼り付ければそれなりに効果が出ると言うことなのでそれを信じて貼り付けていきます。カーペットを全て取り除くためにはBピラー下のクリップと前席が固定されているレールのボルトを取り外す必要がありました。今回は席は全て取り除かずちょっと緩めるだけにしてゼトロ吸音材を挟み込んでいきます。この上にエプトシーラーを貼って内装を戻します。

効果は?

結局ここまで施工しても2019年製特有のフロアを叩くと反響音が出るという現象は抑えきれませんでしたが、多少よくなりました。それよりも効果を感じられたのはリアのスピーカーから音が前席まで届きやすくなったように思えます。街乗りではあまり変化を実感できなかったのですが、高速道路でのロードノイズは軽減されているようで、後席に座る子供とも会話がしやすくなりました。

これで車のほぼ全ての箇所を施工できたかと思います。一般道では正直隣を走る車のロードノイズがガラス越しに入ってきてそっちが気になるというレベルです。高速道路では未施工時とは比べ物にならないくらい音を抑え込めて長距離でもストレスなく移動できるレベルかなと言った感じでしょうか。

前回までのデッドニングシリーズはこちらから

デッドニング | Raton

では、また次回のブログでお会いしましょう!

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