モデル3のデッドニング#1 ドア

モデル3のデッドニング#1 ドア

モデル3のデッドニングを始めたので記事にしていきたいと思います。体感だけではなくなるべく数値化もしていきたいと思いますので、どこを施工したら効果があるか、お伝えできればと思います。デッドニングは車の内装を剥がして施工するのでそれなりに時間がかかるので、いくつかのシリーズに分けてお伝えします。それではいってみましょう!

デッドニングする理由

せっかくの楽しいドライブなのに同乗者との会話が聞こえづらかったり、騒音によってストレスを感じることがありますよね。モデル3の場合、時速70km前後まではとても静粛性が高く快適にドライブを楽しむことができます。しかし、時速85kmを超えたあたりからの騒音が大きくなり、少し会話が聞こえづらい状態になる傾向にあります。それだけなら正直デッドニングを始めなかったでしょう。最近、モデル3のスタンダードレンジプラスのプレミアムサウンド化をしてからスピーカーやサブウーファーの音が速度が上がるとともに聞こえづらくなることがあり、高速域でも良い音が楽しみたいと思い、デッドニングに踏み切りました。

ドアのデッドニング

以前ソフトクロージャを導入した時に内装を剥がしたので、その際同時にデッドニングの施工をしました。今回使用した素材はレアルシルトとエプトシーラーです。レアルシルトは制振材でボディの振動を抑制する働きがあります。エプトシーラは発生した音を熱に変換して吸音してくれます。

ドアの内装を剥がし、ボディの金属部分に隙間があればそこにレアルシルトを敷き詰めます。この部分はウィンドウと接触する可能性があるので、干渉しないかチェックしながら貼り付けていきます。貼り付ける際は怪我をしないように手袋をして、剥がれないように強く押し付けて貼り付けていきます。道具を使って強く貼り付けるとレアルシルトの場合は剥がれる恐れがあるので、手袋で押して貼り付けました。

ボディ側をノックしながら振動を与え、振動しそうな部分は重点的に貼り付けていきます。

スピーカーの裏側にもレアルシルトの切れ端を貼り付けました。これをすることによりスピーカーの振動が減り、音質改善に繋がるとのことです。

内装側には既に吸音材?のような白いもふもふしたシートが取り付けてあります。その上に吸音材エプトシーラーを貼り付けて発生した音を吸音させます。貼りすぎると内装を戻すのが大変なので、このくらいにしました。これでも少し大変です。

効果&所感

ドアの開閉

まず驚いたのが、ドアを閉める時の音でした。標準のドアでは閉める時にバチーンといった少しチープな音がしますが、施工後は高級車のようなガチャという音に変わりました。開ける時も感触が変わり一気に高級車へ様変わり。開閉音に関してはドアのシーリングとかを追加すればもっといいかもしれません。

スピーカー音質

全体の音質の変化は感じられませんでした。多少ドアに付いているウーファーが聞こえやすくなったかな?

走行音

以下の環境で走行テストしました。
・時速80-85km
・道路コンディションはドライ、少し荒め
・スマホのアプリでdBを測定(dB Meter)
・スマホは助手席に固定
・同じ場所を3回走行した平均値
タイヤは標準のnokian hakkapeliittaのスタッドレスタイヤを履いています。

標準:最大72dB、平均58dB
ドアデッドニング後:最大67dB、平均53dB

数値でみたところ最大、平均ともに-5dBと初めてのデッドニングとしては良好なスタートでした。その日の気温や天気によって数値が変わるので参考程度に。

個人的な感覚では、走行音もかなり抑えられていて一気に高級車にクラスアップしたような印象で、ドアのデッドニングは「かなり効果あり」と実感しました!

ちなみに日本騒音調査のサイトからdB(デシベル)の目安を拝借します。67dBなので「声を大きくすれば会話できる」レベルとのことです。精進します!

音漏れ

ドアの施工前と後では車外への音漏れが劇的に減ったような気がします。ドアパネル付近に貼ったエプトシーラーが仕事をしてくれているようです。

費用

材料はアマゾンで購入しました。(リンクはページ上部にあります。)フロントドア1枚あたりレアルシルト2枚、リアドアは1.5枚程、合計7枚でアマゾンの商品は8枚あるので1つあれば問題ないです。エプトシーラーは三分の一くらい残りました。余程贅沢に使わなければ、2万あればドア分の材料は足りそうです。

ドアの内装剥がしはモデル3のスタンダードレンジプラスのプレミアムサウンド化で紹介していますので、是非ご覧ください。DIYは破壊を伴う可能性が高いので施工は自己責任でお願いします!

これからいろんな箇所を施工して結果をブログにしていきたいと思います。DIYでデッドニングを考えている方、是非お気軽にTwitterのDMをください!一緒にモデル3を楽しみましょう!

では、また次回のブログでお会いしましょう!

デッドニングカテゴリの最新記事