モデル3のデッドニング#4 運転席助手席フロア

  • 2021.04.09
  • DIY
モデル3のデッドニング#4 運転席助手席フロア

スピーカーの音質向上や走行音を抑えるためにモデル3のデッドニングをはじめました。今回は第4弾として運転席と助手席のフロアをデッドニングしてみました。今回のデッドニングでは数値としては大きな変化がなかったもののスピーカーや同乗者との会話がしやすくなるという効果がありました。施工した箇所や使用した材料について紹介していきます。

今回使用した材料

今回使用したのは前回のブログでも使っていたレアルシルトという制振材と今回新たに購入したDr ArtexのVibroBarrier 7+という遮音材を使用しました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

DrARTEX VibroBarrier 7+ 遮音シート 500×275×7mm厚 9枚入り
価格:11980円(税込、送料別) (2021/4/9時点)


この遮音材がなかなか効果が高いようです。吸音材のように音を吸収する効果はないですが、音をシャットアウトする効果はかなり高く、しっかり施工すれば良い結果が得られます。効果がわかる動画がYoutubeに上がっているので紹介しておきます。

施工

まずは運転席と助手席のフロアのマットを剥がしていきます。

配線がお見苦しいですが、ご容赦を!純正のままでも既に制振材が貼られていますね。恐らくレジェトレックスと呼ばれる制振材かなと思います。ペダルの下側には吸音材らしきマットが既に敷かれています。この部分に容赦無くレアルシルトを貼り付けていきます。

デッドニングの世界では一般的に音源→制振材→吸音/防音材→遮音材の順番に施工すると効果が高いと言われています。今回は制振材、吸音材がしかれているので遮音材を強いてデッドニング効果UPを狙います。

運転席はこんな感じでレアルシルトの上にVibroBarrier 7+を配置しました。VibroBarrier 7+の下は紙を剥がすとテープになっていていろんな場所に施工することができます。左側だけカットしてあけてあるのはマットにくっついている発泡スチロールのフットレストが収まらなくなるからです。発泡スチロールを切っても良いのですが、この形に収まりました。VibroBarrier 7+は暑さ7mmあるのでマットを戻す時少しマットが余ってフロアに収まらなくなります。貼りすぎには注意が必要です。

続いて助手席側を施工します。

こちらも満遍なくレアルシルトを貼って、その後にVibroBarrier 7+を貼り付けました。(完成時の写真を取り損ねました..)

効果

以前テストした環境と同じ環境で走行しました。

・時速80-85km
・道路コンディションはドライ、少し荒め
・スマホのアプリでdBを測定(dB Meter)
・スマホは助手席に固定
・同じ場所を3回走行した平均値
タイヤは標準のnokian hakkapeliittaのスタッドレスタイヤを履いています。

前回の結果はこの通り。

標準(無施工):最大72dB、平均58dB
ドアデッドニング後:最大67dB、平均53dB

サブトランクデッドニング後:最大64dB、平均51dB
リア&後部座席周りデッドニング後:最大65dB、平均51dB

そして今回の結果はこちらです。

運転席助手席デッドニング後:最大64dB、平均51dB

数値上変化は見られませんでしたが、体感をお伝えするとフロントスピーカーの音がとてもクリアに聞こえるようになりました。また、高速走行時はいままで少し大きめに離さないと同乗者と会話ができなかったのが、普通の声でも話せるようになったことに驚きました。数値では改善はみられないですけど、このフロアのデッドニングはやる価値があると思います!次回は大掛かりなデッドニングを行う予定です。是非またブログをご覧になってください。

では、また次回のブログでお会いしましょう!

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