2021年後半から続く電気代の高騰、その背景に石炭や液化天然ガスのコスト高騰があり各社「燃料費調整額」という形で電気料金に反映されます。主に自宅で充電する私のようなEVユーザは一般家庭より多くの電気を使用するため影響を受けやすいです。今回は最近のEVの電気代事情やコスト高騰でどれ程影響を受けたか、また同じく高騰するガソリンと比較してみました。
現在加入している電力会社と料金プラン
Ratonは2022年8月まではLoop電気のスマートライフプランというで契約していましたが、Loop電気の大幅値上げを受け9月からは九電エナジーのNプランに切り替えました。燃料調達調整額から逃れることができませんが、東京電力のプランよりリーズナブルかつ安い時間が長いこともありおすすめです。

EV充電にかかる月の電気代
直近3ヶ月の電気代を表にしてみました。自宅充電のみと基本料金等は除外しています。基本料金は使用量に応じて上乗せしています。
7月:¥1177:53.82kWh:1kWhあたり¥21.8 8月:¥1375:49.72kWh:1kWhあたり¥27.6 9月:¥1670:57.47kWh:1kWhあたり¥29
充電する時間帯によって変動するので7~8月のkWhあたりの単価が変動しています。9月は燃料費調整額が再エネ促進賦課金の合計でkWhあたり9.95円になったのでやはり増えましたね。7月から9月で1.38倍とは計算してみるとちょっと驚きです。
ガソリン車と比較
1.38倍も電気代が高くなったんだからガソリン車と変わらないんじゃ?と思うかと思いますので、計算してみました。モデル3なので一応比較対象はスポーツタイプのハイオク車リッター11kmとします。走行距離はここ3ヶ月私の走行平均の885kmでシュミレートしていましょう。
まずはハイオク車で計算します。ガソリン代はe燃費のHPのデータを拝借しました。
7月:169.3円/L ¥13,620 8月:166.9円/L ¥13,427 9月:167.4円/L ¥13,468
7~8月はそこまで大きく価格が変わらなかったこともあり大体¥13000半ばを推移しています。
続いでモデル3いきましょう。私の7~9月の総合電費は155wh/kmでした。その上で計算すると。
7月: ¥2,990 8月: ¥3,786 9月: ¥3,978
7月から9月間で1000円upしていますね。それでもEVの方が燃料代は安く抑えられそうです。
おまけ
ちなみにリッター28kmのレギュラーのエコカーと比較してみると。
7月:158.5円/L ¥5,009 8月:155.9円/L ¥4,927 9月:156.3円/L ¥4,940
それでもモデル3の方が安く済みますね。運動性能も高くて安いのでダブルで嬉しいですね。今回のデータからだとリッター35km位と同等の燃料代という結果になりました。自宅充電ができる方は積極的にEVを検討しても良いのではないでしょうか!?
では、また次回のブログでお会いしましょう。