超初心者DIYプロジェクト第2弾。Tesla OfferのModel 3 Electric Frunk (MARK 3.0)を取り付けたのでレポートしたいと思います。「なんでもっと早く取り付けなかったのだろう」と後悔する程、あっさり取り付けが完了。お勧めできる商品です。
まずはイメージはこんな感じです。やはりあるとないとでは利便性がかなり変わってきます。かなり使い勝手が良いです。
この商品を選んだ理由
電動フランクを選ぶにあたって何社か選定しましたが、Tesla Offerは唯一防水機能があります。雨水が入る可能性が高いフランクにはこの商品が最適かと思い、採用しました。また、この商品は車が側の配線を傷つけることがないため、車体側に保証が失われないのがうれしいポイントですね。Webマニュアルや動画マニュアルもあり、困った時にはWhatsUpというアプリで動画マニュアルに写っているRaymondさんという方より手厚いサポートを受けることができるので安心です。
取り付けに必要な物
必要な物は5つです。
1. トルクレンチ(1/4)
2. 10mmディープソケット:フランク取り外し用
3. 13mmソケット:ストラット交換時
4. マイナスドライバー:ストラットを外すため
5. 絶縁テープ
DIY初心者なので、私はこんな物を使用しました。2と3は以下のディープソケットセットを買えば揃いますし、マイナスドライバーはご自宅に1本はあると思いますので、実質揃える物は3つだけです!あと、軍手はしましょう!
取り付け
フランクカバーの取り外し
いよいよ取り付けていきます!まずはフランクのカバーを外すところから始まります。
車の正面に立って下の写真の矢印に沿って奥からやさしく持ち上げてピンを外してあげます。左右のピンが全て取れたらフランクを垂直に持ち上げればあっさりカバー外しは終了です。
ストラットの交換
純正のストラットから電動ストラットに交換します。傷防止&部品落下防止のため、タオルを敷き詰めて慎重に外していきます。タオルでわかりづらいですが、マイナスドライバーを差し込んで、ストラットとドライバーを握って外すとあっさり抜けます。上側はフランクを上に持ち上げると簡単に取れます。
続いてトルクレンチを13mmに取り替えてボルトを外し、純正の部品を外して同包の部品に取り替えていきます。
その後、電動ストラットを取り付けます。両サイド同時ではなく片方ずつ取り付ければフランクが下がってこないです。
スプリングとラッシュモーターの取り付け
元あるスプリングを外して新しいスプリングに取り付けます。少し力は必要ですが、素手で取れました。この後、10mmソケットを使ってボルトを外し、L字型の部品をボルトで締め直し、ラッシュモーターを結束バンドで固定していきます。ニュアンスは文字で伝わらないので動画マニュアルがわかりやすいでしょう!元あった部品を交換するイメージでそこまで難しくはないです。(ラッシュモーターの写真を忘れました..)
配線を繋ぐ
一見ごちゃごちゃして見えますが、配線は大きく分けて
・ラッシュモーターや緊急解錠用
・コントローラー側(ストラット&電源&アース)
の2つです。これらを全て繋げば動きます。また、プラグの形は全て異なるので、基本的に挿し間違えることはないです。プラグの形に沿って繋げていくだけです。
DIY初心者故、ここら辺から疲労により写真が雑でボロが出始めました。(汗) では、つなげていきましょう。
緊急解除用プラグ
元々刺さっていたプラグを抜いてプラグを仲介させるだけです。
電源を取る
コントローラー設置と接続
プラグ形状がことなるので間違えることはないです。ここまでやれば一通り接続は完了です。(アースとブザーの写真を撮り損ねました)コントローラーの初期化ボタンを長押しすると初期化し、起動します。
テスト
非常脱出ボタンを接続します。画像のフックを下に下げると擬似的にロックをかった状態になります。この状態で非常脱出ボタンを押してロックが解除されることを確認します。解除されなかったらどこかしら配線が抜けてます。
確認後にアプリまたは車内のコンソールからフランクを操作して、閉まるかどうか確かめます。私の場合はフランクが閉まりましたが、最後のカチッとロックするところまで行かなかったのでRaymondさんに聞いてみたところ、このようにアドバイスされました。
1. コントロールユニットの初期化ボタンをダブルクリック(位置記憶?)
2. 擬似ロックをかける→その後非常ボタンでリリース
3. フランクを手動で閉める
4. フランクを車内から開ける
5. フランクを車内から閉める
これで問題は解決し、インストールは完了です!
ありがとう!Raymondさん!レスのスピードも早く非常に助かりました。
スピードコントロール
初期化ボタンを長押しするとピーという音がでます。押しっぱなしで待ってしばらくすると2回、またしばらくすると3回と増えます。この音の回数が速度設定のようで6が最大のようです。指定の速度で長押しを解除するとその速度に設定されます。冒頭での動画はスピード6のものです。
フランクカバーを戻す
配線をきれいに整えて、フランクカバーを戻しましょう。ここで注意したいのが力です。フランクカバーは上に載せて外したピンをはめていきます。特に左右の再度のピンは非常にデリケートで強く押すと割れてしまいます。私は2つほど破壊してしましました。お気をつけください。ボルトを閉めてカバーを戻せば完了です!
まとめ
セットアップを完了して、思った以上にシンプルで私のようなDIY初心者でもなんなく取り付けができました。トルクレンチも握ったことがない私でしたが、作業時間は2時間、勉強時間2時間、その他工具の勉強で1時間、合計5時間程で完成できました。比較的難易度は低めでお勧めできるDIYです!が、当ブログでは責任を取れないので、注意して欲しいことが2つあります。
車内のコンソールと同期していない
フランクを開いても車内のコンソール上では「閉める」ではなく、「開く」と表示されます。開けるという信号と共に閉めるという信号を送って、ある意味システムを騙す感じで作られています。
意図しない非常解錠ボタン
1週間使用してみてオートで開くフランクは非常に使い勝手が良いです。いろいろ物を入れたくなりますね。しかし、物を入れる時に注意したいことは荷物が非常解錠ボタンに当たらないかということです。例えば、急ブレーキ時にペットボトルの先端が非常解錠ボタンに当たると走行中でもフランクが全開になります。非常解錠ボタンカバーで対策できるそうなので、探して取り付けたいと思っています。(見つけたら報告します。)
Tesla Offerの製品はサポートがとても迅速で安心できます。RatonのTwitterのDM等でもお気軽にご連絡ください。
では、また次回のブログでお会いしましょう。
参考:https://www.teslaoffer.com/product/model-3-electric-frunk/