一般的な認識で電気自動車は冬に弱いと言われていますね。気温によって航続距離が左右される電気自動車ですが、私がモデルYロングレンジを運転してきて以外と冬より夏の方が電費が悪いのではないかと思うようになりました。今回はこの仮説を検証するために私が普段使っているTeslaFiを使って冬と夏でどちらが電費が良いか集計してみました。
夏の電費
夏(7~9月)の電費を見てみましょう。平均気温は30度越えで3155km走行して平均電費は156Wh/kmでした。実航続距離で500kmくらいですね。モデルYのルーフはガラスルーフでテスラ純正のサンシェードを使っています。
冬の電費
続いて冬(12~2月)の電費をみてみましょう。こちらは4189km走行して平均気温は8.28度で141Wh/kmです。実航続距離にして約553kmという結果でした。
なんと夏の電費を上回りましたね。平均気温が8度前後になると電費が良くなるのでしょうか。そう思ってもう少し気温が低い走行に絞って検索してみました。
気温6度以下の走行で絞ると2027km走行データがありました。平均気温は2.3度です。電費は確かに平均気温8.28度の時よりも悪く152Wh/kmという結果に、よくみたら夏の平均電費の156Wh/kmとほとんど同じではありませんか!
まとめ&おまけ
夏の平均気温が30度というのは甘すぎると思い、参考までにもう1つパターンを用意しました。気温33度以上の走行に絞って検索をかけると1162km走行で電費はなんと183Wh/kmでした。実航続距離にすると430km程になりますね。
この結果から私が乗るモデルYロングレンジ2023年モデルは冬よりも夏の方が弱いという結果になりました。これからは冬よりも夏の航続距離に注意する必要がありますね。とはいえ恐らくはテスラの巨大なガラスルーフが太陽光で熱されて車内の気温が高くなりエアコンの効率が落ちていると思われるので今夏はルーフをテコ入れしてどうなるか検証したいですね。
では、また次回のブログでお会いしましょう。