モデルY – 19インチのミシュラン Pilot Sport EVに履き替え

モデルY – 19インチのミシュラン Pilot Sport EVに履き替え

ミシュラン Pilot Sport EVに履き替えたので所感を記事にしたいと思います。

経緯

テスラモデルYのRWDとロングレンジのオプションなし純正タイヤはHankook Ventus S1 Evo3 EVが装着されています。ハンコックのタイヤ自体EV専用タイヤで航続距離や静粛性に長けたモデルとなっています。ハンコックのタイヤ自体非常に静粛性が高く優秀なタイヤだと思いますが、1点だけ気になる点がありました。時速20~40km走行時に大きめの凹凸を乗り越えた際に車が跳ねてしまい車内に乗っている乗員がかなり揺らされるという点でした。特に自宅周りの低速走行時や荒れた路面、舗装されていない道路でこの状況に陥ります。

前に乗っていたテスラモデル3(ミシュランPilot Sport 4)ではこのようなことがなかったので、車高が高いせいか、車体剛性が高いせいか、色々原因はあるかと思いますが、まずはタイヤをミシュランに変えて見ようと思いました。そこで目をつけたのが、モデルYの20インチタイヤオプションで購入できるミシュラン Pilot Sport EVでした。オプション品とは異なり19インチとなるので航続距離が上がる事を少し期待していました。

この19インチタイヤが国内の在庫がかなり少なく4本揃えるのに少々苦労しましたが、なんとか揃えることができました。

ハンコックに比べて溝の数がかなり違いますね。1000km程走ったので所感を書いていきたいと思います。

ハンドリング

これは圧倒的にミシュランPilot Sport EVの勝利です。峠道や交差点を曲がる際に特に感じられ、狙ったコースをギュッと攻めることができることに驚きました。

乗り心地

高速時は特に大きな差はありませんでした。問題と思っていた低速時の大きめの凹凸走行時の車内が揺らされる感はかなり緩和された印象となりました。

静粛性

ほとんど大差なし。ミシュランの方はゴーっという低音が目立つので個人的にはハンコックが勝利ですね。

ウェット性能

しっかり検証はできていませんが、正直性能に大差はないと思います。

直進安定性

大差なしです。

電費

気になる方が多いと思いますので、私が良く行くゴルフ場までの往復223kmの道のりで検証してきました。気温や天候によって電費が変わるのでなるべく同じ条件になった日に走らせました。平均気温は同じくらいで天候は晴れのち曇りです。高速:一般道 6:4、平均速度にすると約77km/h前後。高速道路は時速100kmでオートパイロットを使用。

Hankook Ventus S1 Evo3 EV:平均気温27.6度 133Wh
ミシュラン Pilot Sport EV:平均気温28.3度 131Wh

実はミシュランの方は一瞬夕立に見舞われましたが、ミシュランの方が電費が少しだけ電費が良い結果となりました。どちらもEVタイヤなのでそこまでの変化は期待できないですね。

まとめ

ミシュラン Pilot Sport EVに今回履き替えて低速時の乗り上げ感が緩和されて非常に満足しています。しかし、最近タイヤの値段が上がりなかなか求めやすい価格ではないため、乗り心地やハンドリング、あとは突き上げ感があまり気にならない方はそこまでお金をかけて履き替える必要はないかなと思います。

では、また次回のブログでお会いしましょう!

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