テスラモデルYでスキー@万座温泉

テスラモデルYでスキー@万座温泉

今回は群馬県の万座温泉にやってきました。旅の目的はもちろん温泉とスキーですが、今回いままでとは違って目的地充電がないパターンでのレポートとなります。目的地まで200km以上と氷点下の環境において電気自動車のテスラモデルYロングレンジがどれ程実用的かレポートしていきたいと思います。

目的地・走行ルート

今回は万座プリンスホテルというホテルに2泊3日で宿泊しました。目的は温泉とスキーのゲレンデ直結している点で選びました。個人的に硫黄のかおりがする温泉が好みであるのと、子供を連れてスキーに行くとどうしてもゲレンデ直結のホテルが必須ということでチョイスしました。ただ、こちらのホテルは目的地充電がないため、テスラを3日間充電することができません。

今回の走行ルートはこんな感じになりました。自宅から関越道練馬ICまで北上し、そこから関越渋川伊香保ICで降りて下道で山道を突き進みます。帰路は軽井沢スーパーチャージャーで充電をして、都市部の混雑回避のために関越~圏央道経由で走行しました。

万座温泉まで

目的地まで約200km、自宅で満充電をした状態でテスラナビに目的地をセットすると予想残量が表示されます。今回は38%残る予想が出ていますね。これくらい残っていれば余裕を持って帰りにどこかのスーパーチャージャーに寄ることができます。

一応往復できるかテスラナビで確認することができます。経路のナビの部分を下にスクロールすると往復時の残量も計算で出すことができます。驚いたことにテスラナビの予想では残量14%を残して往復することができるようですね。ただ、天候や目的地での待機電力もあるのでこれ通りにいけないことは念頭に置いておいた方がよいでしょう。

伊香保ICを降りて山道に入るとそこは雪道になっていました。この写真ではかなり視界がクリアでしたが、走行する箇所によっては吹雪でホワイトアウトしたり路面がもっと雪で覆われている部分もありました。

モデルYロングレンジはAWDなので全ての車輪で走行中の車体の制御します。今回のコンディションではしっかり雪があったのでテスラの凄さを体験することができました!正直な感想としていままで乗った車の中で一番安心して雪上を走ることができました。以前RWDのモデル3に乗っていましたが、AWDは別格ですね。どのような状況においても滑ることがなく、そこそこスピードを出していても安心して旋回することができます。同乗していた妻もモデル3RWDの時より安心感が全然違うとのことで改めてテスラは雪に強いことを実感できるドライブでした。

満座温泉に到着しました。38%を残して到着する予定でしたが、実際は46%残しての到着となりました。原因としては恐らく関越道の交通量があり、流れが時速90km前後で走行していたためかと思われます。テスラは制限速度の100kmで走行することを前提に計算していたため、結果的に空気抵抗が少なく多く残ったと思われます。

電費:182Wh/km 平均気温:0.9℃  走行距離:203.37km   消費:36.94kWh   

待機電力

ここから2日ちょっと待機してもらうことになります。電気自動車は車が停車していてもバッテリー温度を管理するため、電気を消費します。到着時の残量が46%でしたが、2日後にはどうなっているでしょうか。

というわけで2日後車に戻ると車が全て雪で覆われていました。笑

重機と協力してなんとか車まで行きます。ここに来る10分位前に雪を溶かそうとデフロスターを起動していました。まさかこんな状況になっていたとは思っておらず、当然雪は溶けていません。

2台で協力しながら雪をかいてくれています。本当にありがたい。

デフロスター前は44%でした。ということは2日間で2%ダウン

そこから30分くらいでしょうか。なんとか救出して荷物を積みます。車に戻って残量を確認、すると残量39%となっていますね。30分ちょっとフルで車を温めるとこれだけ減ってしまうんですね。

帰路

とはいえ自宅まで目的地をセットしてみると残量18%を残して到着できる予想のようです。

このまま帰ってみても良いのですが、お昼をまだ食べていなかったのと新しいスーパーチャージャーが軽井沢のアウトレットできたそうなので、昼食がてらよってみることにしました。スーパーチャージャーを目的地にセットすると自動的にバッテリーマネジメントシステムが急速充電の効率を最大化するためにバッテリーを温め始めます。

到着時残量は23%とありますが、実際にはこのコースでは走行しないで有料道路を避けて通りました。スーパーチャージャー到着時は21%。軽井沢アウトレットは駐車料は2時間無料でありがたいですね。敷地内の第三駐車場にスーパーチャージャーがあります。

ここからフードコートまで歩いて3~4分かかります。距離があるので駆け足しで携帯を確認。充電速度が187kwと出ていますね。ものすごい速さです。予め自宅に目的地をセットしていたので目的地までに必要な充電時間が表示されます。今回は1分とのことで、充電し始めたらすぐに通知が飛んできましたね。

満充電までは55分程かかるそうですが、できれば早めに切り上げたいですね。

とはいえ、子供を2人連れてフードコートに行くと1時間近くかかってしまうのは宿命です。結局50分くらいかかり。今回は96%まで充電しました。約2880円。

自宅到着時は残67%でした。帰路のデータはこちら

電費:127Wh/km 平均気温:3.72℃  走行距離:256.24km   消費:32.46kWh   

総合データはこちら

電費:151Wh/km 平均気温:3.64℃  走行距離:459.61km   消費:69.4kWh   

結果的にスーパーチャージャーは必要なかった感じでしたが、山奥のスキー場まで無充電で行って帰って来れるEVはなかなか存在しないですね。デフロスターは30分稼働して5%減少していましたが、正直デフロスター自体必須ではないので、残量が心許ない場合は使用しなくても良いかなと思います。雪上の走破性は正直いままで乗ってきた車で一番安心感がありますね。EVは冬に弱いという認識が広まっていますが、正直乗ってみないと伝わらないですが、テスラに関しては逆に強いように思いますね。

では、また次回のブログでお会いしましょう!

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