テスラモデルYでスキー@ネコママウンテン

テスラモデルYでスキー@ネコママウンテン

テスラモデルYロングレンジでスキー場へ行ってきたので実用性をレポートします。ネコママウンテンは元々アルツ磐梯スキー場と裏猫魔スキー場が繋がったことで名前が変わったようですね。どちらも星野リゾートが運営しているようです。

走行ルート

片道おおよそ300km、東京から福島県のネコママウンテンへ2泊3日の行程です。走行時は特に電費を気にしないで走行し、エアコンも22~23度の設定で快適性を重視して走行しました。

荷物

家族4人(大人2、子供2)でこんな感じです。スキー板は170cmのものを1本、ショートスキー1本、子供用の100cm前後の板が2枚、スノーボード1枚、それに加えてスキー用品とトランクを積んでもかなり余裕がありました。フランクには小物を入れ、サブトランクは使用していません。

自宅からネコママウンテンまで

今回も早朝に移動して昼頃に到着する感じで出発します。この日は気温が低く関東でも氷点下となっていました。到着予想は26%でした。この後、目的地をネコママウンテン北エリアに変更しています。

気温は終始氷点下でした。そんな環境なのに146wh/kmと信じられない程、電費が良いです。テスラの開発したヒートポンプシステムは伊達じゃないですね。

この日は爽快なドライブを楽しめました。モデル3もそうですが、モデルYはダッシュボードの上はなにもないのでとにかく見晴らしがよく気持ちが良いですね。片道300kmですが、ロングレンジの場合は特にスーパーチャージャーを利用しなくても問題なさそうでしたので、無充電で目的地まで向かいます。

目的地に近づいてきました。今回は磐梯山の星野リゾートに宿泊します。1日目は北エリアを滑って2,3日は南エリアを滑る予定です。思ったより早く到着できたので直接スキー場へ向かいました。片道+30km程走行しなければなりません。予想残量は19%です。

道中はほとんど雪道でした。モデルYロングレンジはAWDということもあってほとんど滑らないですね。以前モデル3 RWDに乗っていましたが、AWDの方が安心して走行できる印象を受けました。

残り21%を残して到着です。モデルYは車高もあるので積み下ろしが非常に楽でした。どこからでも荷物の出し入れができるので、子供の荷物はフランク、大人はトランクと分けることで荷室の前が混雑することを避けられます。

この日は夕方まで滑り、南エリアにある星野リゾートに宿泊しました。残量は14%でした。この宿では普通充電を1泊1000円で利用することができます。速度も6kwと申し分ありません。朝までには充電完了できます。

充電器はフロントから徒歩30~40秒ほどです。

利用には事前予約が必要ですが、近いうちにエネチェンジになるようですね。

エネチェンジが星野リゾートのEV充電器導入を全面的に支援

https://enechange.co.jp/news/press/evcharge_hoshinoresorts/

行きの走行データはこちら

電費:159Wh/km 平均気温:-0.25℃  
走行距離:352.74km    消費:99→ 14% 合計56.13kWh 

気温が氷点下にもかかわらず非常に良い電費ですね。

1泊分の充電なので、2日目の朝は車を移動しました。雪が充電カバーの形になっています。今回は自主的に車を移動しましたが、滞在中は差しっぱなしにしたいのが本音ですね。

ネコママウンテンから自宅まで

最終日は吹雪となり車の周りにもそこそこ雪が溜まっています。まずはウィンドウに付着している雪をとかします。

テスラアプリでデフロストのボタンを押して5分位待ちます。車に乗り込む前に遠隔で温められるのに便利ですね。

少し溶けてきましたね。待っている時間が少し勿体無かったので、残りは自分で雪おろし。

後輪はもう埋まっていましたが、これくらいなら特になにもしなくても脱出できます。

道路に新しく積もった雪を踏むと滑りますが、それ以外の道路では一切滑る感じがなく非常に安定した制御かと思います。山の麓ということもありホワイトアウトする場面も多々。当然この状況下ではオートパイロットは使用できません。

自宅まで到着残量予想は26%です。

帰りの走行はやや下り坂となるので電費も良い結果となりました。

電費:141Wh/km 平均気温:0.54℃  
走行距離:311.51km    消費:95→ 30% 合計44kWh 

30%を残して自宅に到着。電気自動車でここまで走れるなら良いのではないでしょうか。

電費:151Wh/km 平均気温:0.52℃  走行距離:664.24km   100.13kWh    

ガソリン車なら途中給油しなくても走りきれそうな距離ですが、空気を汚すことなくかつリーズナブルに移動できるメリットがありますね。RWDの場合は途中でスーパーチャージャーに寄るルートになるかと思いますが、ロングレンジの場合は途中無充電で移動できるので充電計画を立てるストレスから解放されます。

今回一番驚いた点は氷点下にもかかわらず電費が悪化しないのはさすがテスラですね。

今回も目的地充電のある宿泊施設を選んでいましたが、今後は充電施設がない目的地でも運用するのでまたレポートしたいと思います。

では、また次回のブログでお会いしましょう。

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