今回は夏の間、5000km以上走行したモデルYロングレンジの電費を集計したのでレポートしたいと思います。電気自動車にとって冬は非常に悪化するというのは聞くと思いますが、夏も実はエアコンをガンガン使うのでそれなりに電費の悪化に繋がるんですね。どんなものか集計してみました。
電費集計結果
7~9月の間の電費を集計。特に電費走行はしていません。7割高速、3割一般道です。
走行距離:5,670.85km 使用電力量:865.73 kWh 電費:153 Wh/km 平均気温:30.28 C
153Wh/kmと聞いてピントこないと思います。ちょっとシミュレーションしてみましょう。
ガソリンリッター170円換算。電気は1kWhあたり電灯B/Cの2段階の36.6円(2023/11時点)としましょう。170円でどれくらいの電力量が買えるかと言うと..
170円÷36.6kwh=約4.6kwh
4.6kwhでどれくらい走れるか計算します。
4.6kwh÷153Wh/km=約30km
つまりリッター30km位の自動車と同じくらいの燃料費がかかる結果となりました。3段階の料金は40.6円なのでそれで27km/L位となります。
所感
電気自動車はエコでお財布にやさしいというイメージがあるかと思いますが、夏の電費だけ比較するとハイブリッド車とさほど変わらないですね!ただ、モデルYロングレンジはポルシェのマカンクラスの車格で加速性能もスポーツカークラス(0-100km, 5.0秒)でこの電費と考えると激安で燃費の良いスポーツカーに乗らせてもらっていると思うとかなり得した気分になりますね。笑 また、電費でいうとモデル3 RWDが鬼のように電費が良いのでエコで車を選ぶなら外せないですね。
ちなみに10-11月の気温で現時点で142kwhでしたのでリッター32km位となりますね。(平均気温18度)秋はかなり電費が良くなる傾向にあります。そして、これから冬に突入して気温がどんどん低下して、電費がどのような結果になるかこれから少し楽しみです。
では、また次回のブログでお会いしましょう。