ジャパンEVラリー白馬2022に参加

ジャパンEVラリー白馬2022に参加

今回は夏に開催されるジャパンEVラリー白馬2022に参加してきました。ジャパンEVラリーは脱炭素&地球温暖化へのアクションとしてEVの普及を目的とするイベントです。EVにオーナーであることが参加条件でイベントでは最新EVの試乗やデジタルスタンプラリー、EVパレード等の行事が用意されています。今回は夏の白馬へ行ってみたい思いとこのイベント開催が重なり参加を決意しました。

自宅→白馬

白馬への道のりは中央高速道路を利用しました。前回冬期に同じコースを走行したことがあるのでそれと電費の比較をしてみたかったからこのコースを選びました。自宅から満充電で出発しテスラナビに白馬をセット。到着時の予想残量は残28%と表示されていますね。速度は法定速度で巡航しつつ必要に応じて追い抜くといった走行パターンでした。

朝5時に出発して既に気温は28度と蒸し暑い気温。途中双葉SAで休憩を取りつつ、目的地を目指します。白馬到着は9:30頃で残量は23%でした。追い抜きが多くなると予想を下回ることが多い印象です。それでも標準グレードで白馬まで電費を意識せずに無充電走破できるとは驚きですね。私の車は2019年式ですが、新しい年式の車はもって余裕を持って到着することができるでしょう。

ちなみに冬の白馬の時の走行データはこちらです。

モデル3でスキー場#白馬

メインの充電は宿泊先の充電器をお借りすることを予定していました。とは言え残23%でEVイベントのミッションや観光するには少し心元ない感じですね。実際に運用してみて宿泊施設到着時には残7%でした。

電費:147Wh/km 平均気温:25.65℃  走行距離:296.52km   
消費: 43.57kWh    
宿泊施設200V充電 16分38分 7% → 100% 0円 46.96kWh
(充電時間は合計値です。途中外出時に何度か充電を中断しています)

ジャパンEVラリー白馬2022に参加!

試乗ができるとのことで今回は日産アリアとHonda eに試乗させていただきました。走行コースは10分程で走れるコースで車をじっくり見る時間がなかったのでさらっと感想を書きます。

アリア:内装が高級感あり、モデル3より静粛性があると思う、走行時は空飛ぶ絨毯のように静か、アクセルワークは少しゆとりを持たせていて踏んだ瞬間に最大トルクではなく少しずつトルクが出るようにチューンされている、ワンペダルができないのが少し惜しい

Honda e:きびきびした運転できるので街乗りに最適、思い描いた速度域にすぐに切り替えられるので運転が楽しい、デジタルインナーミラ搭載だが運転時にハンドルの手の位置と重なって見えづらい、サイズが小さく見えるが1750mmと意外と幅がある

他にも日産 アリア、日産 サクラ、BMW iX3、BMW 503e(PHEV)、ヒョンデIONIQ 5 、Honda e、マツダ MX-30 EV MODEL、三菱 eKクロスEV、FIAT 500eが用意されていました。

スタンプラリーのミッションもあり試乗することでもスタンプをもらえますし、白馬のゴンドラや充電器付きのホテルに宿泊することでもスタンプをゲットできます。私は子供の都合もあるのでスタンプを全て手に入れることができませんでしたが、スタンプをゲットすると景品をもらうことができます。

宿泊充電

今回宿泊したのはペンションウルルというアットホームなペンションです。

宿泊者は200Vコンセントを利用することができます。200Vコンセントがあればモバイルコネクタが活躍します。

オーナーの方も非常に好印象で食事もとても美味、お値段もリーズナブルでした。森の中にあるので風がとても涼しいです、散歩するだけでもマイナスイオンで気持ちが良いです。前日の宿泊者もテスラとのことでオーナーの方もコンセントを増設しようかと仰っていました。嬉しいですね!

自宅→白馬

出発の朝は熱気球に乗って、EVラリーのパレードに参加してそのまま帰宅しました。

EVパレードは参加者全員が白馬五竜スキー場から八方尾根スキー場前まで列を作って凱旋するイベントです。非日常的な光景が見れて新鮮ですね。運転していたので、あまり写真を撮る余裕がありませんでしたが、いずれ公式サイトに掲載されるでしょう!

帰りは複数回に分けて休憩しつつ帰りました。息子の体調がおもわしくなかったこともあり積極的に追い抜いていたためか電費に影響しています。

電費:134Wh/km 平均気温:30.35℃ 走行距離:292.35km
消費: 39.25kWh 100→23%

まとめ

東京から長野までなんの問題もなく無充電で走破できたのは非常に驚きました。ちなみに冬の場合はそうはいかず、途中で充電が必要になってくるので注意が必要です。到着時に残23%は心もとない上に行動の制限が出てしまいますね。子供を乗せている場合は特に子供と一緒に車内で待機する時間も出てくるため、その時間もバッテリーの残量が減り続けます。もちろん今回もそのようなシチュエーションがありました。

現時点で購入を検討されていてロングドライブを快適に素早く移動されたい方はロングレンジグレードを選んだ方が無難でしょう。ただ、高速道路に90kw級以上の充電器が配備されれば標準グレードでも時間ロスや心もとない状況に陥ることがないと思いますね。

とはいえ多少不便に感じても運転も楽しいですし、EVはおすすめです!なんと言っても今回の旅での電気代は¥0で、自宅に帰った後に満充電した場合でも¥680でした。588km移動してこれだけコストが抑えられるのも魅力ですね。

電費:141Wh/km 平均気温:26.77℃  走行距離:588.87km   消費:82.83kWh   
電気代: 目的地充電 0円 
帰宅後に満充電した場合→約+680円

では、また次回のブログでお会いしましょう!

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