2020.12.11.1アップデートレビュー

2020.12.11.1アップデートレビュー

テスラは定期的にソフトウェアがアップデートされ、新たな機能が追加されます。2020/5/23にアップデートし、50km程走ったので内容と個人的なレビューについて紹介します。

ダッシュカム ビューア

今回のアップデートの目玉機能は間違いなくこれです。テスラ車ではオートパイロットで使用しているカメラを使って走行中も駐車中も映像を記録します。駐車中はセントリーモードをONにすることで人などの物体が近づくと録画が開始されます。駐車場でのドアパンチの犯人は一瞬でわかってしまう優れものです。アップデート前までは一旦車側に装着されている記憶デバイスを抜いてPCで見る必要があったのですが、それが車の中からビューアで確認できるようになったのが今回のアップデートになります。

車に戻ってくると画面右側に◯◯件のセントリーモードが発生しましたというポップが表示され、そこをタップするとその時の映像を確認することができるようになりました。四隅の映像をタップすると中央の映像と切り替わります。

この機能は本当に便利ですね。万が一事故が起きた時にその場で検証することができるわけです。

故障中のスーパーチャージャ表示

予めスーパーチャージャの稼働状況がわかるので便利ですね。故障しているスーパーチャージャを探しましたが、今回は見つけることができませんでした。

あまり関係ないかもしれませんが、パレスホテル東京のスーパーチャージャは新型コロナウィルスの関係で4月1日から閉鎖しています。こんな感じで故障中のスーパーチャージャが確認できるのでしょうかね。確認次第更新したいと思います。

オートパイロット

リリースノートには公開されていませんが、アップデート毎にオートパイロットが上手になったり、たまに下手になったりします。あくまで体験した所感をお伝えします。

・車線変更が上手になった

オートパイロット中にウィンカーを切ると周囲の状況に合わせて適切なタイミングで車線変更します。今まではウィンカーが10回くらいなったら完了していたのが、9回と少し早くなった。少し人間っぽい運転になった。(気がする)

・一般道でも急発進、急停止が減った

まだまだびっくりするような運転はしますが、前バージョンより減ったように思います。

・サモンが慎重になった

残念なことにサモン前進は車庫からなかなか出てこないことが増えました。何か異常を検知すると一旦止まるのですが、再び恐る恐る前進します。停止時間が長いとサモンは停止するのですが、この停止時間のタイムアウト時間が増えたような印象。

おまけ

2020/5/29時点では、日本で最新版とされている2020.12.11.1は全世界で15.6%使用されています。現状、本国含めた多くの先進国では2020.16.2.1を使用しており77%と日本は少し遅れ気味でマイナーな部類となります。日本でテスラユーザが増えればそれだけ早く新しいバージョン、機能が配信されます。もっとテスラの素晴らしさが認知され、日本のテスラオーナーが増えてくれることを祈ります。

では、また次回のブログでお会いしましょう!

Model3カテゴリの最新記事