BMW i4とiX3に試乗しました

BMW i4とiX3に試乗しました

モデル3に乗っているとテスラ以外のEVが何かと気になる今日この後。というわけで今回はi4とiX3に試乗してきました。

iX3

なかなか貫禄のあるフォルム。ベースはX3のものを流用しているとのことでEV専用設計ではないようです。後部座席のセンタートンネル?がある。

テスラからBMWに乗るとインテリアの質感がかなりゴージャス見える。シフトノブに青いラインがついているのがEVであることの象徴のようです。車に乗り込んでプッシュスタートボタンで車を始動させます。テスラではプッシュスタートという概念がないのでそのままシフトを操作してしまい、営業の方に驚かれてしまいました。笑

アクセルを踏むと車内に配置されたスピーカーから擬似エンジン音が出ますが、どれくらい静かか試したかったので切ってもらいました。以前、BMW3シリーズを運転した時は静粛性の高さに驚きましたが、このiX3でもこの静粛性は健在でした。ここらへんのデッドニングはテスラでは味わえないですね。

運転については低速からトルクが発生するので幹線道路の合流や信号待ちからの加速で遅く感じることはまずありません。しかし、車体がかなり重いせいかアクセルを踏んだあとワンテンポ遅れて加速します。SUVという車の特性もあるのか、コーナーを曲がる時とか特にふわふわします。

i4

この車は全長4,785 mm 幅1,850 mm 高さ1,455 mmとモデル3とほぼ同じサイズでぎりぎり取り扱いやすい部類に入ると思います。2022年4月発売された4シリーズをベースにしているクーペスタイル。巨大化したフロントグリルが特徴ですね。

インテリアは時代に合わせてでしょうか。2つのディスプレイと少しシンプル。トランクは大きいです。これはモデル3にはないのですが、後部座席を中央に倒すことで長いものも収納できます。これは羨ましい!ゴルフバッグを1つ横に積むこともできそうです。こちらも4シリーズを流用しているので後部座席のセンターは盛り上がっていました。

運転した感想としてはとても好印象。しなやかな足回りにアクセルのレスポンスも良くかつ素直なハンドリング、回生ブレーキによるストップとホールドも可能でワンペダルドライブも可能。静粛性が高く同乗者も不快にならずかつ人馬一体感があり運転していても楽しい車だと感じました。

航続距離は試乗コースでの電費をもとに計測すると430km程度といった所でしょうか。高速道路でどれくらい変動するか見てみたいですね。モデル3を検討されている方は是非一度試乗されてみると良いかと思います。

その他

両車ともにクルーズコントロールがついていてハンズオフ機能もありました。試乗コースはそこまで長く試せなかったのですが、センターキープに全車に合わせた速度制御等、BMWのクルーズコントロールはかなり優秀な部類に入ると思います。なお、フロントトランクは存在しないようでした。

では、また次回のブログでお会いしましょう。

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