電気自動車を手放す際のCEV補助金返還方法

電気自動車を手放す際のCEV補助金返還方法

電気自動車を取得してCEV補助金を取得した場合、4年間乗り続けないと折角もらった補助金を返還しなければなりません。これを怠ると補助金の全額の返納を求めることがあるので注意したいですね。今回テスラモデル3を3年9ヶ月で手放し、補助金の返還をしたので流れを紹介したいと思います。

全体の流れ

やりとりは全て紙ベースで行われ、送るのも自腹ですので、84円切手を2枚用意しておきましょう。図はNevより拝借しています。

財産処分承認書を送る

最初に「財産処分承認申請書」という申請書をセンターに提出し、その後承認通知書が来てから車を売却します。私は承認申請書の前に売却していまいましたが、特に順番に問題はないようです。(1のステップは本当に必要なのか疑問ですが。。)

年度によって様式が異なるようですが、私は平成31年度に取得したのでこちらの様式を記入して輸送しました。

補助金交付決定番号

補助金を受けた時にもらった「交付決定書」に記載しています。

処分方法

1売却にまるを囲み処分条件に補助金を返納しますにまるをつけます。

送付先

Nevの「お問合せ・書類等送付先」ページに記載されている住所に送ります。

〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目16番3号 日本橋木村ビル
 一般社団法人 次世代自動車振興センター「補助金(車両・外部給電器)受付」係

財産処分承認通知書をもらう

2週間くらいで承認通知と財産処分報告書の2点が届きます。

財産処分報告書を書く

売却が完了したら報告書を書きます。様式はこんな感じです。色々隠していますが、書くべき箇所は処分年月日のみです。この書類と売却時の契約書のコピー(売却額がわかるもの)を返送します。

補助金返納額のお知らせと返納

また2週間程待つと返納額が記載されたお知らせが届くので記載されている口座に振り込みます。

返納額の決定方法

返納額 = 売却額 × 補助金比率
補助金比率 = 補助金額 / 車両購入費用

売却額が残存薄価額より低い場合は残存薄価額が適用されます。

振り込みが完了したら手続き終了です。

所感

今回返納して、思ったより返納額が多くて驚きましたね。あとは封筒や切手の用意や必要書類をコピーしたり、、できれば二度やりたくないです。交付を受けたら可能な限り返納の必要がない4年間以上は乗り続けることをお勧めします。

では、また次回のブログでお会いしましょう。

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