モデル3 SR+遠出#5 山梨-富士山

モデル3 SR+遠出#5 山梨-富士山

テスラモデル3 SR+(スタンダードレンジプラス)でどこまで行けるか、実用性をレポートをするシリーズです。世田谷付近から出発し、山梨の勝沼で桃狩り→朝霧高原観光とよくある日帰りドライブルートを走行してきたのでレポートしたい。目的地での充電でモバイルコネクターを使用する機会があったのと、実際の消費量から東京から富士山周辺までSR+無充電で帰ってこれるかを検証しました。

今回の走行条件は以下の通りです。
・法定速度内で±10%の範囲
・高速道路は基本的にAP(オートパイロット)を使用
・エアコンは自動モード22℃設定
・7月半ば、気温26-30度

走行ルート

自宅→勝沼

夜のうちに自宅のウォールコネクターでモデル3を満充電して出発しました。湿度が高くジメジメでしたが、ウォールコネクターを挿したままテスラアプリから冷房を入れて(プリコンディショニング)車内を快適にしたため、湿度による不快は限りなく0でした。コネクターを指したままプリコンディショニングすることでバッテリーが消費されず、ウォールコネクターからの電力を使ってくれます。

府中のインターから中央道に乗り、山梨方面に向かいます。オートパイロットをオンは常にONにして走行したが、勝沼ICに到着するまでの間、八王子の料金所通過時以外1度も切れることがなく走行できました。オートパイロットを解除した八王子料金所は右2車線のETCレーンが工事中であったため、前走車がいても車線を2つまたいで走行しなければ料金所を通過できないためオートパイロットを解除して走行しました。もし工事中でなくかつ、前走車がいる場合はそのままオートパイロットで通過できる場合が多い

今回訪れた場所は里見農園です。勝沼インターから5分くらいとアクセスがよく、我が家では毎年ここに訪れます。桃狩りとは別に30分1000円で冷えた桃が食べ放題というプランがあり、毎回桃の時期になる食べにきます(笑)

さて、ここまでの走行ではこのような感じになりました。

左の画像では出発時の予想残量が70%と表示されています。右の画像は里見農園出発時の画像です。写真は撮っていませんが、到着時は69%と表示されていました。

電費:172Wh/km 平均気温:26.6℃ 走行距離:94.68Km 
消費:99%(362.92km) → 69%(247.58km) 16.33KWh

1%減っているのは子供のお世話のため1時間程車内のエアコンを動作したことが原因です。走行距離にして6km程消費しています。

消費:69%(247.58km) → 68%(241.45km) 0.74KWh

勝沼→朝霧高原

続いて朝霧高原に移動しました。ここが旅の最終目的地となるため、折り返し残量が気になる所です。

今回朝霧高原に来た目的は「ドライブインもちや」に行くためです。名前の通りドライブの休憩などに利用する施設で、食事や餅が食べれます。この施設はただの休憩施設だけでなく子供の遊具がたくさんあります。さらに充電を無料で利用できる素晴らしい施設です。

到着時の残量は49%。施設の受付に充電利用することを伝えると変換アダプターを出してくれます。変換アダプター(250V→200V)のコンセントにテスラモバイルコネクターを挿して車を充電します。

変換アダプターを介してモバイルコネクターを使用することは初めてでしたが、問題なく利用できました。速度も3kwと大体1時間で18-20km程回復します目的地に充電器があると非常にありがたいです。車は駐車場ではなく施設の側に横付けしました。ここの売店で販売しているお餅は絶品です。あまりに美味しくて写真を撮り忘れてしまいました(笑)

屋外遊具と屋内のキッズスペース、さらに水遊びもできます。この施設は幼児にとっては天国です。幼児がいるご家庭でEVを乗っているユーザは特におすすめです充電器は1基しかないので早い者勝ちです。

電費:177Wh/km 平均気温:30.5℃ 走行距離:49.8Km
消費:68%(362.92km) → 49%(247.58km) 8.82KWh
目的地普通充電 3時43分 49% → 70% 10.46 kWh 0円

朝霧高原→自宅

電費:118Wh/km 平均気温:22.9℃ 走行距離:124.96Km
消費:70%(254.53km) → 40%(146.1km) 14.81KWh

帰りの中央道は下り坂が多いため、良い電費で走行できています。

総走行距離:269.44km 総合電費:148Wh/km 消費:39.95kwh 
電気代:553.4円(家充電)+0円(目的地充電)=約553.4円

こちらが総合データです。スタンダードレンジプラスの容量が約50kwhで消費が39.95kwhとあるので、今回の様なオーソドックスなドライブの場合は無充電で行って帰ってくることができるということがわかりました。費用は途中の充電分引かれていますが、無充電で行って帰ってきた場合、約710円と格安です。

では、また次回のブログでお会いしましょう。

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